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映画『ES』のあらすじ・紹介・口コミ・感想

みなさん、こんにちは✋

 

みなさんは、被験者になったことはありますか。被験者の募集はそんなにないので、経験したことがあるかたは少ないのではないでしょうか。

 

今回は、実話をもとにした映画の紹介です。もとになった実験は、スタンフォード監獄実験です。みなさんは、一度聞いたことがあるかもしれませんね。一番最悪な心理実験だったの言われていますよね。

 

そんな実験をもとにした映画『ES』を紹介します。

 

 

 

紹介

ジャンル スリラー/ドラマ

公開 2002年6月22日 (日本)

監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル

受賞歴 ドイツ映画賞主演男優賞

    ドイツ助演男優賞

    ドイツ映画賞美術賞 など

主演 モーリッツ・ブライプトロイ

ドイツ・ミュンヘン出身の俳優さんです。1971年8月13日誕生日です。

 

あらすじ

運転手をしているタレクは、新聞で被験者の募集を見つける。その被験者の報酬はとても高いため、タレクは参加することにした。タレクは、運転者だけではなく記者としても働いていた。そのため、実験の記事を書くためにカメラにもなる眼鏡を持ち込み実験に参加することに。

 

タレクが参加する実験は、被験者が囚人と看守にわかれそれぞれの心理がどう変わっていくかを調べるものだった。最初は、囚人も看守も和やかな雰囲気だったが次第に雲行きが悪くなった行き・・・。

 

スタンフォード監獄実験とは

筆者はダークなものが結構好きなので、こういう類いのダークなものに関してはよく調べます。今回は、もとになった心理実験を簡単に説明します。

 

1971年にスタンフォード大学の心理学者フィリップ・ジンバルドーが行った心理実験です。この心理実験でフィリップは、人間の行動はその人の気質や性格によって決まるのではなく、おかれた環境により決まるということを証明するために行われました。

 

 実験方法

スタンフォード大学の地下に刑務所に似た施設を作る。

応募者から気質や性格が標準的な若者を選出し、囚人と看守に分ける。

期間は2週間。

囚人役は、実際に警察官の協力で逮捕され実験場にパトカーでつれていく。

看守役は、権力があるように軍服や警棒などを与えた。また、看守役は囚人に表情を読まれないために、サングラスを支給した。

 

結果

2週間の予定だったが、大幅に短縮され6日で終了した。

6日間だったが、囚人役の人間がストレス障害になった。 

1日目は囚人役も看守役も戸惑っていた。

3日目には、看守役が囚人役に精神的虐待をするようになっていた。

 

とても悲惨な心理実験ですね。また、ストレス障害になった被験者は解放されたとしても治療が必要になるなど大変な思いをしたのではないでしょうか。

 

口コミ

楽しかった

  • おかれた環境や状況により人間は、こうも変わってしまうのかと思った。人間は脆いと考えさせられる映画だった。
  • とても面白かった。終わり方は好きではないが、中盤から終盤にかけての勢いがよかった。
  • 最初は、冗談交じりで面白い感じだったが、徐々に緊張が走るようになる。最後は、みている側も精神的にきつい。
  • 1週間でこうならないだろうと思ったが、実際にあった事件って言うのが怖い。人間の精神が極限状態だとなにするかわからないと思った。
  • B級映画感はあるが、ストーリーや展開、キャストが最高。最後の展開もよかった。爽快感はんぱない。

楽しくなかった

  • 面白かったが、後半長い感じがしたからもう少し簡潔にしてほしい。
  • 内容が怖すぎるもうみたくない。こんなことが実際にあったというのが辛すぎる。

 

口コミは以上です。楽しくなかった感想がほぼなかったので今回は、2件のみの記載です。

 

感想

この映画は、実話の映画を調べていたときに知りました。筆者的には、次の展開がわからないドキドキハラハラ感がとても面白かったです。看守役のなかに一人ちょっと過激な方がきて、徐々におかしくなっていたのかなと感じます。また、囚人の中でも、お調子者もいるため、その二人の掛け合いが恐ろしくなっていく映画でした。